お知らせ

令和8年度 京都市芸術文化協会賞 について

2026年07月06日(月)

令和8年度京都市芸術文化協会賞および新人賞の受賞者を下記のとおり決定いたしました。

公益財団法人京都市芸術文化協会では、協会賞として協会に所属する会員を対象に、近年の芸術文化活動が特に顕著な者、芸術文化の向上に多大の功労があったと認められる者を表彰しています。

また、京都市芸術文化協会新人賞では、原則として協会に所属する会員を対象に、近年の芸術文化活動が特に顕著で、さらなる向上や功労が認められる者を表彰しています。



令和8年度京都市芸術文化協会賞受賞者(1名)

  井上 佳子〔洋舞:バレエ〕

 

 

令和8年度京都市芸術文化協会新人賞受賞者(2名)

  若柳 弥天〔邦舞〕

  竹内 昌二〔絵画:日本画〕

 

 

受賞者経歴(2026年7月時点)

井上 佳子 いのうえよしこ 〔洋舞:バレエ〕

上島君子振付「新世界」(1969年)で主役に抜擢される。チャイコフスキー記念東京バレエ団入団(1971年)・退団後、チャイコフスキー記念京都バレエ団のプリマバレリーナとして、「白鳥の湖」「コッペリア」など主演作品は多数。

指導者として、振付や演出を行うとともに、後進の育成に取り組んでおり、自校にとどまらず、勉強会を通じて地域全体のレベル向上にも尽力されている。主な受賞歴に、NAMUE クラシックバレエコンクール最優秀指導者賞(2016年)、びわ湖・洋舞コンクール最優秀指導者賞(2023年)、NBAバレエコンクール最優秀指導者賞(2024年・2025年)、マーティプレバレエコンクール最優秀指導者賞(2024年)、ジャパンバレエコンペティション滋賀最優秀指導者賞を受賞。

また、全京都洋舞協議会主催の公演において実行委員を多数務めるなど、舞台芸術の発展に長く寄与している。

[主な活動歴]

1952年  友松・上島バレエ研究所入所
1966年  友松・上島バレエ研究所助教
1970年  チャイコフスキー記念東京バレエ団入団
1973年  チャイコフスキー記念東京バレエ団退団後帰京、チャイコフスキー記念京都バレエ団入団
1975年  井上佳子バレエスクール開所
1988年  チャイコフスキー記念京都バレエ団退団
2010年  京都会館50周年「くるみ割り人形」全幕 振付担当
2016年  ロームシアター京都リニューアルオープン記念
      深川秀夫振付「白鳥の湖」全幕 ミストレス
2019年  全京都洋舞協議会60周年記念「コッペリア」 振付担当
2010年  全京都洋舞協議会65周年記念「ラ・シルフィード」 ミストレス
全京都洋舞協議会副会長(2012~2015年、2018~2021年)

 

若柳 弥天 わかやぎびてん 〔邦舞〕

日本舞踊教室『空の会』主宰。体験教室やワークショップで講師を務め、日本舞踊の普及にも力を注いでいる。2015年から京都芸術センター「トラディショナル・シアター・トレーニング」にて講師アシスタントを務めるほか、2020年より京都光華高等学校で伝統文化の非常勤講師として後進の育成にも携わる。

受賞歴として、第2回若菜会「たけくらべ」若菜会優秀賞(1997年)、第6回DCOS全国大会「たけくらべ」準グランプリ(1999年)、第54回なにわ芸術祭 新進舞踊家競演会「まかしょ」新人賞(2017年)などがある。

出演作には、かなめ会「相生獅子」(2007年)、「鷺娘」(2011年)、「娘道成寺」(2013年)、「文売り」(2025年)など(全、先斗町歌舞練場)、日本舞踊協会新作公演~裁 SAI~『カルメン2018』(2018年)、~祭 SAI~『夢追う子』(2021年)、~最 SAI~『舞姫』(2024年)(全、国立劇場 小劇場)などの日本舞踊公演のほか、「八月南座超歌舞伎」(2019年・南座)、「九月南座超歌舞伎」(2021年・南座)などの歌舞伎公演にも出演。

その他、振付・協力として「音楽を着る」(京都芸術センター)、能法劇団公演(大江能楽堂)など、日本舞踊公演にとどまらず、多方面で活動を展開している。

[主な活動歴]

1989年 若柳金彌日本舞踊教室入門
1991年 かなめ会「七夕」初舞台
2006年 直派(じきは)若柳流寿慶会から若柳弥天の名を許される
2012年 直派若柳流寿慶会から師範名取を許される
2014年 若柳弥生に師事。若柳流に移籍の為、若柳流名取となる
2019年 日本舞踊教室『空の会』開催(以後、計4回開催)
2023年 若柳流師範となる

 

竹内 昌二 たけうちしょうじ 〔絵画:日本画〕

風景を主題とした作品を中心に制作する日本画家。2012年に京展および日展へ初入選して以降、京展市長賞(2014年)、新日春展新日春賞(2018年、2022年)、改組新日展特選(2018年、2023年)、京都花鳥館奨学金最優秀賞(2022年)、京都日本画家協会創立80周年記念展優秀賞(2023年)など、多数の受賞歴を重ねている。

主なグループ展に、「日本画グループ-聲-」(2022年/同時代ギャラリー・京都)、「新京都 古都から千年先へ」(2023年/ギャルリーためなが京都・京都)、七彩展(2024年/銀座中央ギャラリー・東京)、「NOUVEL HORIZON JAPAN」(2024年/ギャルリーためながパリ・フランス)、「Emerging Visions」(2024年/ギャルリーためなが・東京)などがある。

個展としては、「竹内昌二日本画展-静寂の中で-」(2025年/ESPACE KYOTO大丸京都店・京都)、「竹内昌二日本画展-移ろいのかたち-」(2026年/あべのハルカス近鉄百貨店・大阪)を開催している。

日展準会員/日春会会員/京都日本画家協会会員

[主な活動歴]

 1989年 京都府生まれ

 2012年 金沢美術工芸大学日本画専攻 卒業

 2014年 金沢美術工芸大学大学院修士課程絵画専攻日本画コース修了

 

京都市芸術文化協会賞・新人賞表彰式(2026年7月7日 ウェスティン都ホテル 葵殿にて)

前列(左から):竹内昌二、井上佳子、若柳弥天