お知らせ
令和7年度京都市芸術文化協会賞 について
2025年07月05日(土)
令和7年度京都市芸術文化協会賞の受賞者を下記のとおり決定いたしました。
公益財団法人京都市芸術文化協会では、協会に所属する会員を対象に、近年の芸術文化活動が特に顕著な者、芸術文化の向上に多大の功労があったと認められる者を表彰しています。
令和7年度京都市芸術文化協会賞受賞者(2名)
藤舎 春生〔伝統芸能〕
菱井 喜美子〔舞台〕
受賞者経歴(2025年7月時点)
藤舎 春生 とうしゃはるお 〔伝統芸能:笛〕
幼少より笛や古典音楽に興味を抱き、篠笛・能管を長唄囃子藤舎流家元・藤舎名生(長唄鳴物人間国宝)に師事し、「藤舎春生」の名前を許され、日本の古典楽器である横笛の普及継承に精力的に活躍。平成女鉾清音会、宇治田楽祭実行委員会にて、横笛の指導及び舞台構成、田楽復興創作活動を行う。現在の師である藤舎名生の奏でる、美しく艶やかに響く「生きた音色の笛」に近づけられることを目指し、日々精進している。藤舎流「ふゑの会」に出演。また「小春会」を主宰し、発表会等を開催。京都伝統産業青年会、京都市観光協会、各種文化団体、企業セミナー、こども体験教室、一般演奏講座などの出演、指導依頼を受け、幅広い年齢層に日本古来の伝統文化、古典楽器である横笛を広めることに努力している。
代表的な出演に藤舎笛の会演目「娘道成寺」、藤舎秀蓬追善公演演目「松竹梅」、秀蓬13回忌追善公演演目「猩々」など。
[主な活動歴]
1967年 京都市生まれ
1978年 笛や古典に興味を持ち、横笛を始める。
2001年 藤舎流家元・藤舎名生に師事
2009年 名取「藤舎春生」
京都伝統産業青年会「春奏の会」設立
2011年 横笛「小春会」設立・主宰
菱井 喜美子 ひしいきみこ〔舞台:演劇〕
1942年京都市に生まれ、1961年市立紫野高等学校を卒業。1964年人間座に入団、以後舞台俳優として今日迄、イプセン・チエーホフ・ブレヒト等々の世界の古典劇や現代劇を、一方では田口竹男・安部公房・井上ひさし等々の日本の現代劇及び、座付き作家田畑実の全作品など、総数60有余の作品に出演。また同時に地方公演や学校公演にも取り組み、近畿圏内を巡演。高校生のための演劇指導講師としても活動。1994年、代表者・田畑実の亡き後、劇団の後継者となる。2000年には劇団のアトリエを改築、次世代の演劇人の育成にも取り組む。また、京都府下の高校の文化祭のための演劇指導も現在に至るまで続けている。
代表作に、ヘンリュック・イプセン作 田畑実演出『小さいエヨルフ』(1980年)、田畑実 作・演出 『霧の谷に』(1996年)、リリアン・ヘルマン作 藤沢薫 演出『子狐たち』(1999年)、ベルトルド・ブレヒト作 金田一央紀演出『肝っ玉おっ母とその子供たち』(2014年)、田口竹男 作 田辺剛 演出『賢女気質』(2024年) 他、国の内外の作品60本ほどに出演。
2017年、劇団創立60周年記念事業として「田畑実戯曲賞」を設立。
[主な受賞歴]
1964年 「人間座」入団
1965年~ 中学・高校生のための学校公演及び一般市民のための地方公演に近畿圏を巡演
1995年 「人間座」代表に就任、現在に至る。
1996年 『霧の谷に』で十三夜会賞受賞
2017年 「田畑実戯曲賞」設立(座の創設60周年)
|
|
令和7年度京都市芸術文化協会賞表彰式
開催日:2025年7月9日 会場:Fortune Garden KYOTO〔Continental Room〕
公益財団法人京都市芸術文化協会懇親会席上にて実施


左から、松井孝治市長、藤舎春生氏、菱井喜美子氏、山極壽一理事長